CVケーブルの長期劣化形態の主なものとして水トリー劣化と呼ばれるものがあります。水トリーは絶縁体中の異物もしくはボイドや、半導電層の不整部分といった電界集中部に水分が凝集して形成されたミクロボイドの集合体とされています。この水トリーは時間とともに電界方向に成長し、それに伴ってCVケーブルの絶縁性能を徐々に低下させ、最終的には運転中のケーブル絶縁破壊事故に至る可能性があります。 ビスキャスでは、水トリーの特徴を踏まえ各種CVケーブルに対応した2種類の劣化診断手法を実用化しており、多くの診断実績があります。
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