古河電気工業株式会社(取締役社長:柴田 光義/以下、古河電工)と株式会社フジクラ(取締役社長:伊藤 雅彦/以下、フジクラ)は、2016年3月29日にお知らせしました通り、2016年10月1日を目標に、両社の合弁会社である株式会社ビスキャス(取締役社長:佐久間 進/以下、ビスキャス)の事業のうち、「地中及び海底送電線事業」を古河電工へ譲渡し、「配電線・架空送電線事業」をフジクラへ譲渡することについて、両者間で検討しておりましたところ、今般合意に達しました。つきましては、4月25日付で、基本合意書を締結いたしましたのでお知らせいたします。(注)
今後、本基本合意書に基づき、所定の手続きをとった上で、2016年10月1日のビスキャス再編実行を目指してまいります。
(注)地中及び海底送電線事業:主に地中線(66kV以上)・海底線・それらの部品の製造
および販売、以上に関連する工事の請負
配電線事業:主に地中および架空配電線(66kV未満)の製造および販売
架空送電線事業:架空送電線・同部品の製造および販売
■ ビスキャスについて
ビスキャスは、古河電工とフジクラが2001年9月にそれぞれの地中送電線および海底送電線の技術部門と海外営業部門を統合して設立した合弁会社です。その後、2005年1月には、その事業統合の範囲を同事業の製造・工事施工部門および国内営業部門、配電線・架空送電線事業まで拡げました。
2015年4月1日に、ビスキャスは、海外事業のうち、「地中および海底送電線事業」を古河電工に、「架空送電線事業」をフジクラに、それぞれ事業譲渡しました。 |