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シンガポール共和国 230kV超高圧電力ケーブル敷設契約受注


2012年12月6日

 株式会社ビスキャス(以下「ビスキャス」)は、100%子会社のビスキャス・エンジニアリング・シンガポール社と共同で、シンガポール電力(SP PowerAssets)から230kV超高圧電力ケーブル敷設プロジェクトをフルターンキーで受注しました。受注金額は約75億円で、完工は2015年6月を予定しています。

 本プロジェクトは、230kVの地中送電線を建設するもので、当社は、ケーブル長にして約100kmの架橋ポリエチレンケーブルシステムの納入から建設を一括で請け負います。本プロジェクトは、架橋ポリエチレンケーブルのプロジェクトとしては、同国でこれまでで最大規模のものになります。
 従来、シンガポールでは230kVに関しては、欧州メーカーが納入した同種のケーブルの事故等も有り、ケーブルの絶縁に絶縁油を使用した油浸タイプのケーブルが採用されてきましたが、絶縁油による将来の環境問題も有り、今回、初めて同国にて、大型架橋ポリエチレンケーブルシステムが採用されます。当社のケーブルシステムに対する技術力が高く評価され、信頼を得たものと考えています。

 今回の入札は、3つのルートに分かれて発表されていましたが、これまで同国に納入した当社のケーブルの無事故運転の実績、及び、工期通りにプロジェクトを完工させてきたプロジェクト管理能力の高さが大きく評価され、3つのルート全てについて、当社の受注が決定いたしました。

 当社は、これまでにも同社から230kV超高圧電力ケーブル敷設プロジェクト2件(ケーブル長にして約160km)を180億円で受注しており、今回は、それに続く、大型受注となります。

 シンガポールでは、大型カジノが建設され、観光客の呼び込みに力を入れており、電力需要が急増しております。また、同国は観光立国の観点から景観を重視しているため、電力送電に、他の東南アジア諸国で多用されているような建設コストの安い架空送電線は、一切、採用されておらず、全てが今回受注したケーブルのような地中送電線となっています。

 当社は今後も、順調な経済発展を続けるシンガポールをはじめとして、東南アジア市場での同種案件の受注に向け積極的な取り組みを続けていく方針です。

以 上



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