株式会社ビスキャス（代表取締役社長　田邊輝義）は、南アフリカ共和国の電力会社エスコム社（ESKOM）より、2007年に同国のマーキュリー(Mercury)変電所～ペルセウス(Perseus)変電所間のルート亘長250kmの765kV架空送電線建設プロジェクトを約60億円で受注して2008年に完工した事に続き、2008年にはハイドラ（Hydra）変電所～ガンマ（Gamma）変電所間ルート亘長255kmを契約金額約53億円で受注し2009年に完工、2009年にはハイドラ変電所～ペルセウス変電所間155kmを約32億円で受注し、現在工期内完工に向けて施工中です。
　これらの送電線はエスコム社が建設を計画している総延長1,500kmのヨハネスブルグとケープタウンを結ぶ基幹送電線の一部で、当社は最初の2件のプロジェクトを工期内に完工、3件目も計画を上回る進捗で推移しており、安全・品質・環境対応を含めてエスコム社から高い評価を受けています。
　エスコム社は慢性的な電力不足解消の為、ヨハネスブルグ～ケープタウン以外にも南ア全土でルート亘長約7,000kmに及ぶ765kV、400kVの架空送電線網を新設する計画であり、当社は今後も高品質と安全第一、工期遵守により顧客の信頼を得て、継続してプロジェクト受注を目指して行きます。